えと

ここ最近寝過ごして見逃していた「やしきたかじんそこまで言って委員会」を久しぶりに見た。そこでオウム関連から宗教の話になった。いわくオウム(じゃない、今はアレフだ)は危険か否か、宗教かなどという討論。もちろんオウム真理教のやったことは許されることじゃないのだけど、今私たちの知っている大きな宗教の中にも、設立当初はカルト的な宗教もあったのではないかなぁ、というふうに思う。じゃなきゃ弾圧や迫害なんて起こらないでしょ。カルト的だとみなされるから迫害・嫌悪される。まぁこのカルト的っていうのはその当時の常識から判断して、という意味になるかと思うけれど。
という変な弁明。
ただ「グルの言うことは絶対」という一神教的な考え方って、グルが方向性を誤ると大変なことになるわけで。それがこのような結果という。
そういう意味では権力の分散っていう仕組みは、とても賢い判断なんだなっていうのを改めて感じる。徳川幕府ってすごい。「みんなの言うことって案外正しい」(←こんな感じのタイトルの本があった)
日本が二極化してるという話は納得できる気がする。何とか主義だとかっていうのはたいてい1つのことに対して2つしか選択肢がなくて、グレーゾーンの選択肢はない。二極的な考えは欧米からの輸入品。グレーゾーンをもっと認めていきましょう。古代の賢人も「中庸が大事」だって説いてるんだから。