昨日

モノを片付けているときに、ついに今まで手を出さないでいた昔やりとりしていた文通諸々を捨てようと決心した。


だけど結局捨てられなかった。
ただ、もうやりとりのない人のものだけ少し。小学生のころやっていた交換ノートだとかも。見ていたら12年も前、昔住んでいたところの友達からもらった手紙とかあった。
交換ノートを見ていたら、小学校高学年から中学生にかけてでてくるマセた感情とかがあって、私はやっぱりそういう感情がどうも苦手だと読み返しながら思った。あの頃って妙な自信と他人への優越感情とかがある。中学期の感情のやりとりは嫌い。
ただ交換ノートをしていたある友達の文章はとても優しくて、その友達の心根が見えるようだった。誰々がカッコいい、モテるという内容のない浮ついた感情が交錯する中で、地に足をつけたしっかりした文章は、もう一度その友達とつながりたいな、と思わせる。
これからどう進んでいくのかまだまだわからなかった小学生の同級生たちは、今どのような価値観や趣味のもとに生きているんだろう。