愚痴

っぽくなっているらしい最近。所詮自分が言うことは単なる自己主張に過ぎなくて、他人への配慮っていうものが苦手で、焦ってしまって言葉足りずで、後からあのことを言うべきだったって思うこともよくある。
前に批判したバンドのことを彼に話したことは確かに私のあさはかな行動だった。彼が、私が言っていたことに腹が立ったっていうのも、それは彼の中の正義に反したことで。彼は愚痴をこぼさない人だから、悪口が嫌いな人だから。
彼のいきなりの発言に心の準備のできてなかった私はびっくりした。穏やかな口調の彼だけど、内容は珍しく厳しくて、私は心が痛くて逃げたくなった。自分の意見すべてが間違っているような気がして。
私の無知だとかそういうのは悪かったけど。言葉の書き方だとか受け取りだとかで、誤解を招きやすいらしいとか。耳に痛い。
悪口言わないほうがいいってさ。でも時々思ったことを外に吐き出してしまわないとどうにも苦しいときっていうのがあるんだ。そりゃ悪意のあるような悪口は私も好きじゃないけど。本当は彼らにきちんとぶつけたい気持ちもあったんだよ。でもぶつける機会がなくて不完全燃焼だった。
自己嫌悪の波と自信喪失で消えてしまいたい気分で。まぁ、人から批判されるようなことを言われたときはたいていそんな気分になるんだけど。自分の中でうまいこと飲み込むには時間が少しいるから、思ってもなかった意見をいわれたときは、相手に意見できるまでにも時間がかかる。よっぽどおかしいと思うような意見じゃないかぎりすぐには反論できないさ。
妥協と強制の折り合いがつかなくなり、距離関係の喪失。自分のちっぽけさを知る。つまらない縄張り意識や負けず嫌いっていうのがなかなか無くならない。