教習所

に通わなくなった途端に朝に起きられなくなった。
ユングの書いた東洋思想の本を先生に勧められ、よく意味もわからないままに読む。それを読みながら、fra-foaを聴くと、三上ちさこの独自の世界観というものが垣間見える気がする。果てしなく宇宙的。ソロになってからその色は強くなったけれど、まさかfra-foaの頃からそんなにも感じられるとは思わなかった。彼女の好きだというヒンドゥー教の世界観は仏教の基礎にもなっており、まさに読んでいた文献の世界観とマッチする。
恋愛の歌だけれど、独自のものが色濃く出ている。何百回、きっと1000回超えるくらい聴いている。巷にあふれる恋愛の歌にはないこの世界から、私はやっぱり抜け出せない。