運転

のしすぎで腰がちょっと痛い。
久しぶりの深い山は懐かしい景色に似ていて。山だらけだった九州に比べて、こっちは平野がずっと広がっているから。
山深い地域でも人が住んでいるのを見ると、人間の強さを感じるよ。文明の利器に溺れた軟弱な人間1人。
杉並木の立派な東照宮、杉並木の中を走る道路。
緑の深さと、道の領域に対する好奇心と。そういう部分で1人気持ちをはやらせて脚を運ぶ。
格式高さに、その当時の様子に思いを馳せて。
みどり、緑、ミドリ。
芸術品を見ていたら、根を詰めて働いて得られる技術の結晶が、現代では生み出しにくいのではないか、という話を思い出した。