はあの人への不満を結構溜め込んでいたのだろう。感化されて出てくる、心の中にたくさんある黒い感情たち。あの人のことも、自分の感情もわかっていたはずのこと。
そして、みんなが嫌っていたことも。
他人にべったりでなくてよかった。人とわずかに距離をおくこと。
自分の中にある、人を感じる目というのは、そう間違っちゃいないのかもしれない、なんて思ったりしてみる。