気まぐれ

で以前人から聞いただけの、ちょっとした回り道を辿ろうとしたら、道を間違えて、ずんずんと山奥へ行った。田舎と思っていた道のさらにさらに奥の奥まで。
日もとっぷり暮れて、辺りはよくは見えなかったけれど、ハイビームじゃなきゃ先が見えない、お店らしいお店もない、そんな山奥で、よくも人は暮らしているもんだ、なんてたくましさを感じた。それと同時に、ふもとの田舎(まだ集落が集まっているところ)まで降りてくるのにも車で20分も30分もかかるような場所は、閉鎖されているような村社会なのかしら?とも思った。味わったことのない感覚だ。