数多

のことに支配されている。
休むことへの罪悪感は、会社に多大に精神を拘束されているから。
何もせずにいたときに、不安を覚えるのは、本当の自分というものに向き合っているから。
考えるということは、精神の裏の裏をいくようでもどかしい。
それで不安定さを感じ、通り過ぎてあわただしい日常生活に戻りたくなるのは、自分の基盤を揺るがされているような気がするから。いつも目をつぶって誤魔化してきたことに正面から向き合うことはしんどい。自分は何者かなんて考えなくても、食べてはいけるから。
数字を知るのは自分の食い扶持を守るため。
物事への深い洞察は、人間らしさ。

14歳からの哲学 考えるための教科書

14歳からの哲学 考えるための教科書

デカルト以降だったっけ?自己という概念は哲学なんか興味が無い人でも当然のごとくあるものだけれど、最近何かの著書で、近代哲学のような概念がある前、人には自己なんて概念はなくて、唯、神の声を聞き生活していた、なんて説を聞いたなぁ。それはそれで面白そうだ。