1年

ぶりに再会した大学時代にフラフラしていたときに出来た知り合い(しかし、その人自身は私よりも20上)と、その知り合いの知人(私は初対面)と3人でご飯を食べた昨日。最近私が感じている年齢についてのことを話すと、「オトナはほんとは解っているんだよ」という言葉を返された。
自分よりも年下の子を見ると感じてしまうあの青酸っぱさ。どれだけ成長したって、年上の人からしてみたら感じざるを得ないのでしょう。20代後半のように見られることが多くなったと言ったって、自分よりも1周りも年上の人からしてみたら、「若いな」と思うのは当然。
私よりも2周りも年上の知り合いからしてみたら、私の言動はすべて懐かしいものと映るのでしょう。それを考えると、自分が青くて青くてしょうがない。
でも、自分よりも年下の友達と話すときに、自分のかつて感じていた話の青い部分を聴いた時、おもしろがって突っ込めるようになったことは、それは1つの成長らしい。
年齢を重ねることは、こだわりをとっぱらっていくこと。仏教にあったけれど、悟りをひらいたら本当に魂は消滅できそうな勢いだな。それはすなわち精神の成長の極みの行き着く果て。