マンガ

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

同性愛ものは苦手だからと敬遠していたが、というかこれは虐待の話だ、むしろ。
よく陥る嘘で塗り固めていってしまうパターン、誤解、誤解は、読んでいると、人間はこんなにも自分にとって都合のよい解釈をしてしまう生き物なのだと思って、誤解に歯がゆくなる。
折りしも、今読んでいる最中の本にも書いてあったな。人間は自分のフィルターを通して相手の感じていることを見ようとし、それがたいていの場合には単なるお互いの独り言になるのだと。