大学

時代の友達と自由が丘にてgirl'sデート。自由が丘は東京特有の人ごみのうざったさがなく、のんびりと過ごせる街であまり疲れなかった。道を歩いていても、そんなに方向感覚を失うこともなく。
1年弱ぶりに会うとなれば、そりゃ積もる話とかもあり昔話も花咲くわけで。閉ざされたようなあの人間関係の渦の中で、かなり外の人間関係とも広かった私達は、やっぱり異端者だったのだろう。私達はジプシーだからしょうがないね、なんて言って笑った。
東京の特徴を喋って、友達はやっぱり東京の男性は女性的な感じがして嫌だなと言った。血が熱く燃え滾るような男性が好みらしい。そして男性に働かせるのが嫌いなところも西の女性らしいところ。その友達はやっぱりなんだかんだでその辺りの好みが徹底しているみたい。
ご飯を食べながら、先輩への贈り物にメッセージカードを書いた。こういう機会もこれから増えていくのだろうか。でも昔の友人を呼ぶっていうのが、自分の時にはピンと来ないかもね、とうなずきあった。
寂しがりやの1人好きだもんね。人との付き合いとかの話のときのことを言うと、友達はそう言った。どれだけ人と会って遊んだりしても、なにかの折にふと孤独を感じてしょうがないという最近の思いに。
私は小難しい言い方をする。友達はもう少し噛み砕いて言う。でもお互いの感じ取る部分は似ているよう。聞きなれないような私の言い回しも、頭でふと考えて友達は腑に落ちる感覚で納得する。人間観察をよくするというだけあって、やはり性格にまつわる部分の洞察は優れたもの。ましてや似たような人間だもの。
ストンと感覚を性格を理解してくれる人間と話すのは久しぶりだったな。ほんと聞き上手で合いの手上手で、なおかつ自分の感想も言えるからすごい友達だ。
今度は中華街食べ歩きを敢行する予定。いつかはまだ未定だけど。
自由が丘はまた休みのときにでもブラリとしたいな。