好き嫌い

人間の鬱陶しさ、距離感。
そういうものがいっぱいあって、人には優しく出来ない。多すぎてこちらが擦り切れてしまうから。
けれど自分よりも小さい存在に対するどこかしらの優しさ、それはやはり持ち合わせていなきゃと、混んだ帰りの電車の中で「おんも」と言って外を見たがっている2歳くらいの男の子を見てそう思った。
自己責任の時代だとは言われるけれど、あまりに1人に責任を乗せすぎるのは負担過ぎる。
現実を見たときには、そうは言ってもやはり手を差し伸べたいもの。