帰り

ラッシュアワーに似つかわしくない集団がちらほらいて、電車を待っている間に足を踏まれた。車内ならばともかく・・・おそらくまだ中学生かそこらの顔で、だからこの手のガキは嫌いなんだよと心の中でほざいてみせた。粋がってるだけ、虚勢張ってるだけ。でも中身がない。それはすべて若さゆえか。なんだかふと先の先まで見通せた気がして笑いたくなるようななんだか変な気分になった。
白痴なのか。
頭のよさ、知恵、知識、諸々。
少しそういうことを考える。