あと

少しでまた年を重ね、24歳になり、年が明ければもう今年で25だよ、なんて話をするのだろう。精神的な部分ではまだまだ未熟だと思い、年齢を重ねただけの精神が欲しいけれど、その一方で、気付けば年齢を重ねていたことになんだか変な気分になる。いつまでも22かそこらのつもりでいるみたいに。
若いのにすごいねだとか偉いね、だとかの言葉で甘えられるのももうそんなに多くはできなくて、年齢を重ねてきただけの何かを求められる。きっとそうなる。
アンバランスだ。精神はまだまだ向上を目指そうとするのに、体力は次第に衰えいくのだ。人生の長さに比べて、ピークの時がくるのが早すぎる。