ここ

最近は週末になんだかんだで人と会う予定が入ってたり、買い物に行ったりだとかが続いていたので、美術館に行ってなかった。そういえば行ってないなと思って久しぶりに六本木へ。ピカソ展がやっている。平日の休みでもないと国立新美術館はものすごい人で溢れてゆっくり見ることも叶わない。しかも巨匠ピカソ展だもの。
90歳くらいまで生きてその一生の間ずっと絵を描き続けたピカソの絵のモチーフは様々で、静物画もあれば人物画もあり風景画もある。絵の変遷もありいろんな表情を見せられる。技術的なことはわからないし、絵の持つ思想もわからないけれど、ただ、究極にシンプルに描かれた形や、キュビズムとしてバラバラに描かれた体の線に迷いがなくとても力強いことから推測する。他の人が思い描かなかったこの形。
特に総合キュビズムのあたりが好きだなぁと思った。色使いや構図が。
ピカソの絵で特に好きなのは、実は落書きのようにさっと書いた絵だったりする。簡単な絵ほどセンスが出る。
ところでピカソの青の時代に描かれた自画像、あの絵を学校の美術の授業か何かで真似をしたような覚えがあるのを今思い出した。