多かれ

少なかれ、人との差異はある。
似たことを良しとするのか、互いの違いを認めることを良しとするのか。
前者ならば楽だろうし、後者は必然研磨しあっていくことになるだろう。
それを選ぶことになるのは、もしかしたら運命みたいなものに導かれているのかもしれない。
表現すること、求めることが違うのは、決定的な違いなのか。それともそんなことはほんの些細な、そう身にまとっている洋服が違うくらいのもので、実はその中身、内包されているものは似たようなものだったりするのか。
そんなことをふと思った。