昨日

カフェでの隣の席の会話は、鬱と自殺の話だった。
普段明るくて楽しいやつが、人が見えないところでずっと沈んでいて、久しぶりに顔を見せたときに風邪をこじらせてなんて言いながら、ある日死んでしまったって。
感情のふり幅が大きいのはヤバイ、結局一定なのが1番強いなんて言って。
死にたい衝動の発作は本人にも止められないんだって(そういえば、精神病院に通院中の患者が自殺したのは、病院関係者の不手際だなんてアホな判決下した裁判あったな)。
そういえばそういうことあるよなぁ、あったよなぁ、なんて思った。
悲しいかな、そういう衝動に駆られる感受性の敏感な年齢は、相手をそこまで察知することができないんだ。いつも明るくてすごいね、なんて言われて、その裏でどれほどの自己嫌悪に苦しんでいるのか、そこまで察知できる人はなかなかいないんだ。
3日やる気が出ないのは、ちょっと病院に行ったほうがいい。
その言葉を聞いたとき、ちょっと自分の過去を思った。どうやって鬱的状態を切り抜けてこれたんだろうって。