東京

に用事があるからと昔なじみの友人と会った。
先日九州に帰って数年ぶりに会った折に感じたこと。彼の口から出た。それはやはり核心。
彼が迷いの中決断した答えは、彼の幸せと成りうるのかそれとも後から常々思い出す種と成りうるのか。
頭で考えるもの?心で感じるもの?それは一過性のもの?
あの時は私はまだまだ学生のひよっ子で、兄のような彼の言うことに学ばせてもらっていたけれど、年を経るとだんだんそういう垣根がなくなっていくみたい。
お兄さん風を吹かせて理想目指してまだまだどこか尖っていた彼は、今日見た時はもっと柔軟な姿勢で、ずっと人生を考えているただの男性だった。
その選択は彼にとって幸せかしら?
よく知りはしないから口は出せないけれども、彼の反応を見ていてそう感じざるを得なかった夜。