久し振り

に行った顔なじみのお店で、隣に座っていた初対面の人と少し話をしてみたら、君の仕事は多分君みたいなタイプの人間は向いていると思うと言われた。
仕事では上手くいかないこと続きで、刻々と迫る締め切りにいつも頭を混乱させながら対応していて、自分はつくづくスピードタイプではないと思いながらやっている。
自分は処理をすぐにこなせるスピードタイプではないよと言うと、大事なのは処理をこなせるかどうかよりも、問題に気付けるかどうかだと、そういう具合のことを言われた。
元来の調べもの好きの研究者肌な部分がそう思わせるの?
業務の責任の重さが不公平だ、なんて言ってみる楽をしたい私の心。
隣の芝生は最近ずっと青く見えている。
まぁ最初のうちは上手くいかないだろうけれどね、そうなってくれることを期待されているのかもね、なんて言って帰ってしまった。
そんなこと滅多に言われない。
あぁでも、やっぱり凝り性で調べものにはまる性格は、そういうところに結びつくんだな。
専門職が向いていると言われたこと、そういうこととか。