映画

を観た。

ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]

ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]

いかにもハリウッドらしいけばけばしいDVDの写真を観ると、それだけでお腹いっぱいになる。
耳に固く聞こえるアメリカ英語でないものが聞きたいなぁ、なんて。
ドイツ語もたいがいだっけね。

エリに共感はしないけれど、ラストの後味があまり悪く感じられない気がするのは未来への出発だからか。そこに待っているのは破滅なのかなんなのかは神のみぞ知る、ということか。
生きるため。犠牲となったただひたすら善良な市民は可哀想で、でもとても人間らしい。
人間らしく死にたいと願った彼女の尊厳と、エリと一緒に生きると決めた主人公オスカーはある意味対なのかな。
あぁでもこういうのを観ると、やっぱりポーの一族が読みたくなるし、あれほど人間臭くヴァンパイアを描いた作品はなかなかお目にかかれない気がする。
(肝心のマンガは友人に貸したまま2年ほど経過…)