年末
漂うお店の中。
鯵のお刺身食べたいと思う私の欲望はかなわず、マグロばかりの内容にがっかり気分。実家に帰ったら鯛のお吸い物でもキビナゴの刺身でもなんでも魚をたんまり注文してやろうと心に決める今日。
正月飾りは美しく、紅白のカーネーションを買って玄関先に飾る。
昼時のレストランは軒並み家族連れで席が埋まっていて、そもそも入るつもりはないけれど1人カフェなんて出来る雰囲気ではない。
本屋をぶらつきとんがった内容の本でもないかな、なんて思ってみる。親子連れの多い店はこんな具合の本の品揃えなのはしょうがないと分かってはいるけれども。
- 作者: 片野優,須貝典子
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/04/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
地理や歴史が好きだと人種の由来を知りたいと思うのも必然だし、それを理解しないと欧州の歴史や考え方、人種差別なんて絶対に分かりっこないと思うのだけれど、お粗末なことに細やかな人種の由来については大学で文化人類の研究でもしなけりゃ出てこないなんて。
ゲルマン人の大移動、フランク王国前の支配者層くらい、社会の教師だったら知っていてくれと中学の頃の教師に言いたくなったり。
けれどそういう学問たるものを教える余裕なんて、現場の教師にはないのかもしれない。
大学は学問として研究しているから、与えられることにしか慣れていない高校生までとはガラリと違うもの。ましてやその与えられるものも、考察も何もない、ただこういうものがあった、それだけなのだから。