借りて

読んだもの。

アニミズム観はキリスト教などによって駆逐されてしまったもの。しかし一見キリスト教にとって変わったように見せていても、その信仰は奥底で生きているもの。小泉八雲はそれを自身の体験で重々承知していた。だから日本に渡ってきた時にも、日本人の心性に理解があったし、興味深く観ていた。
しかし考えれば考える程、一神教のあの概念(すなわちユダヤ教)がどこからやってきたのだろう。。。世界的には多神教が当たり前であったのに突如現れた感じ。あの攻撃性でもってして、周辺の多神教を駆逐していったのだろうか。