友人

に頼まれた撮影。
天候にも恵まれて、友人のセレクトも素敵で(いつも彼女のセンスに助けられている)、今までとは違った表情が友人から出ていて、すべてのタイミングが良かったのかもしれないなぁ、と言い合ったことだった。これが昨日だったら風が強すぎてまた大変だったから。
写真に写る彼女の表情はずっと好きだったけれど、女性らしい柔らかさが出た今回は、彼女自身の成長の証みたいなもの。メンテナンスと言ってはちょっと語弊があるように聴こえるかもしれないけれど、自分が今どういう状態なのか、というのが写真からもちゃんと出るのだなと気付かされた。なんだかカウンセリングみたい。
その後は別の友人の写真の展示会へ。カラー写真はドリーミーだったけれど、モノクロだとまたちょっと違う雰囲気。シンプルさが際立つ。
色々大変だったろうけれど、こうやって形にする機会をちゃんと作っている彼女は本当に真摯に向き合っているなぁと思う。
その場に来ていた他の人らとも写真やカメラについて話せて楽しかった。
ちょっと前までは何をするにもすごく焦っていて、結果を早急に求めるようなところがあったので、出来ない自分への苛立ちがあって人への羨望がすごく強かったけれど、最近それが薄くなっている気がする。
抽象的になりがちな自分の中のテーマ、美意識を少しでもキーワードで拾っていけたらいいなぁと思う。