昨日

私がCoccoを歌ったときに友達が、MステでCoccoが走っていったときにタモリさんがドン引きしてたよね、という話をした。その現場は私も見ていたので知っている。
お笑いという職業の人はみな常識を持っていると聞いたことがある。常識を知っていないと、常識からちょっとはずれたことによって起こる笑いを観客に引き起こせないからだ。
一方アーティストは自己というものをぶつけることによって作品を生み出す。激しい内面を持つ人も多い。ごっちも言っていたけれど、自己主張が強い人が多いのではないかな。常識にとらわれない人も多いはず。Coccoも作品を見ている限り、かなり激しいものを持つ感受性の強い人だと思う。
だからCoccoが激しい自己の思いを丸出しにしたあのときを、世間一般の常識の中でおそらく生きているであろう、タモリさんにはちょっとついていけないと思ったのかな、なんて思った。
三上ちさこのHPの対談を読んでいて余計そんな思いを強くした気もする。ものを作り出すアーティストたちは、私たちには計り知れない豊かな感受性と想像性を持っている。話を聞いていると、「ちょっとアブナイんじゃない?」と思ってしまうほど。どうやら彼らにとってのピュアとは自分の本能・衝動を表現することのよう。
正直いって、読んでいて???と思うような行動をしていたりするし、表現していることもある。言ってしまえば変人wでも、彼らの行動が本能からきてるものだと考えたら、共感はできないけれど、なんとなくそういう表現の仕方もあるのだと思えてくるから不思議w
まぁ、この文すべて、私の勝手な憶測にすぎないのだけれどね。