fra-foaの

DVDが今日届いて、早速見た。
私はra-foaのライブは行ったことがないので、断定できやしないが、なんとなくターボーがMCのときに心から笑ってない感じがした。1年3月ぶりというライブに、観客もかなりノリノリで、前半部のときはかなりアツかった。拳をあげて。ギターもベースもかなりノリノリだった。
私はこのライブのときに、メンバーの口から直接「解散します」と言葉が出るというのを知っていたので余計に、ターボーが観客のアツイ思いを嬉しいと思いながらも、今回で解散するという事実を知らない人も多いことをすまなく感じているように見えたのかもしれない。
ヴォーカルのちーぼー(三上ちさこ)はいつも自分の中の思いを精一杯表現している。livediozxが言ってた「この人はライブのときにいったいどこまでいってるんだろう?」というのがすごくよくわかった。情熱にあふれている。このときが風邪をひいてたというライブなのかな?高音部分を歌うのがちょっと辛そうだった。『crystal life』なんかはかなり高いので。
いいライブだった。4人の熱と観客の熱とが重なり合って、すごくアツかった。ラストライブにふさわしい内容だったと思う。もう4人揃っての演奏は見ることが出来なくて、私はこうやってDVDを見ることでしかその空気は味わえない。もう2度と直接見ることができないバンド。
高校で初めてテレビで見たときからCDを集めたりしていればまた違ったのだろうか?でも、遅ればせながらも、今、改めてこうやってじっくり曲を聴くことで、思いの深さが違う気がする。やっぱり高校のころの私じゃ、ここまで好きになれなかったのかもしれない。
fra-foaの曲はずっとファンの中で残っていくだろう。4人はそれぞれまた活動の場がある。今年のツアーは行かないけれど、そのうちちーぼーのソロライブを見に行きたい。彼女のエナジーを直接肌で感じてみたい。