早朝

5時半くらいまで店に残っていた。その後帰ろうと繁華街の中を通っていたら、路上で友達2人が歌っていてそこへ寄り道。ミスチルの『深海』は本当に名盤だな、と友達がその中の3曲くらいを歌ったのを聞いて思った。優しさに満ちている。友達2人も同じ意見だった。
そうやってひとしきり歌って少し話した後、たまたま方向が同じだった友達1人と話しながら帰った。彼は地元のレコード会社に所属しているけれど、まだインディーズデビューもしていない。納得できるものができなくて、自分の未熟さを感じると言って。レコード会社を変えてみるとか、東京に行くとかは?と聞いたら、来年には東京に行くことも考えていると言った。私はミーハーに「下北沢のバンドマンたちをそのツテで紹介してください」なんて冗談を言ったw
彼は本当に歌が上手くて、別の路上の友達は「この辺りのストリートミュージシャンではピカイチの存在だ」と言っていた。彼ならば全国で成功すると思うんだ。ただROCKに疎いこの地域では、彼のような存在は少しもったいない。
彼がいつの日か、その夢をかなえ、音楽で食べていけるように祈って。