久しぶりに

下弦の月』を読んだら、ART-SCHOOLが聴きたくなった。
こんなふわふわした感情、生き方ばかりもしてられないのかな。現実と幻想に折り合いをつけていくのが健全で。泥臭いのが本当で。
楽典の授業で、先生が尾崎豊の歌詞世界に対して、「この人の世界観を変えてあげないといけなかった」と言った。ごく幸せな家庭に生まれ育ったのに、自分の内にある衝動を抑え切れなかった人。そして夭折してしまった。
そういった世界観はそう嫌いじゃなくて、むしろ私自身もよく聴いている。その世界観が他の人(世間一般)と違っているのか否か、それはよくはわからない。もし仮に世界観が異なったとして、普通と言われるような生き方が難しいとわかったとしても、私自身は他の生き方を選べるだろうか。仮に芸術家気質なんて言われたとしても、本当にそっちの道に進むことは今の私にはできない。
就職の本の「こんな人は就職できない」という欄に、そういった自分に当てはまるような項目があったから、ついついこんな考え方をしてしまう。
でも案外、私は丈夫だ。