私が

ユング心理学のあのことに惹かれるのは、私自身がその学問を知らなかったながらも、知らず知らずのうちに自らの課題となるような状況下に置かれていたからかもしれない。
そもそもまだ知識も乏しかった1年生のときに、母性原理という問題を数ある主題の中から選んだときから、私の中での関心の課題は決まっていたのかもしれない。
後になって、これは運命だったのじゃないかなぁ、と思うときがある。