所詮

私は場の空気を読んでないだとか言われて。好きな音楽の話題だからってちょこちょこ口出しすべきじゃなかったんだろ。前だって同じような思いをしたくせに、ここ最近は行くこともなかったから忘れていたんだ。
そりゃ自分の好きな音楽っていうのはマイナーどころだっていうのはわかってるさ。みんなが知っている音楽のほうが、バンドをやるときには盛り上がるからつまんないって。頭ではわかっているけど、「マイナーだから」の一言で片付けられることは、自分の中の核の部分を傷つけられたような気がして悲しい。よいものを知ろうとしていないだけでしょ。
帰りの車で流れていたエルレのDVD。やっぱりエルレはいいなぁーというのをすごく感じて「またライブ行きたいなぁ」というのを散々言った。何もかもふっとばすくらい素敵なエネルギーがある。だけどその反面、その素敵なものが流行で音楽を聴く人たちにまで浸透していることに、苛立ちと悲しみを覚えた。所詮は単なる嫉妬なんだけどさ。