日本の昭和史現代史が自分の中でのブーム。ネットで対中国・韓国・朝鮮の話を読んでいる(それにしても韓国はおもしろネタとして扱われすぎてるww)昨日、本も買ったし、アマゾンで注文していた本も届いた。

歴史洗脳を解く!―ネット授業で大学生はどう変わったか

歴史洗脳を解く!―ネット授業で大学生はどう変わったか

はっきり言って今まで日本に誇りなんて持てなかった。小5の頃に住み始めた地域はまったくもって反戦教育なんてなかったけれど、それまでは耳にタコのように反戦教育を受けていたし(数年後に母親にその違いを尋ねたら、「日教組が強かったしね」と言われた)、その当時読んでいた戦争に関する本は、日本軍の残酷さや非国民という言葉に代表される厳しい国内統制ばかり載っていた。だから「日本がした戦争=悪」という図式が簡単に出来上がった。
しかし大学で、心理学の分野でだけれども日本人と西洋人の比較論を勉強して、日本がやっぱりいいかも、と思うようになったり、宗教に興味を持ったときに西洋人の残酷さを知ったからかもしれない。
先の大戦で日本は残虐の限りを尽くしたというけれど、けれどそれは今まで長いことの日本の歴史の中でちょっと矛盾してないか?まずは各地アジア、ひいては敵国となった欧米の日本軍に対する高い評価が何よりの証言となるけれど、そもそも日本って残虐の限りを尽くすという戦争の仕方じゃないよね。お互い名乗り合ってから戦うし、平家物語などの軍記物語に日本人のそういった価値観がよく表れている(これは仏教的価値観が元だけれど)。敵に情けをおくるなんて、世界的にみたらそうそうないと思う。たとえば上杉謙信武田信玄の話だとか。だいたい普通は幕府要人だった榎本武揚を新政府に入れて出世させるわけないじゃない。こんなことやるの日本くらいだよ。お隣の中国といえば、戦争に負けたら、徹底的に粛清されるらしいからね。追放で済む日本人にはちょっと理解できない感覚(リーダーは処刑されたりはしてるけど)。
中国といえば。実は中国こそ残虐な性格だとかいわれている。ちょっと前にたまたま見つけた、世界の残虐な歴史が載った本で、嫉妬に狂ったお后が妾(つまり旦那の取り合いをした人)を、旦那が死んで妾が権力をなくしたときを狙って、その息子を幽閉して殺害し、妾を口にするのも耐え難いくらいのむごい殺し方をして、遺体をトイレに捨ててしまったという。殴る蹴るどころじゃない(そっちのほうがまだどれだけマシだったろう。。。)その非人道的な方法に、私はしばらくショックで呆然としてしまった。この辺りから両者の違いが伺い知れると思う。ちなみに海外に行っていたときに、人づてに聞いた話「世界で1番怖いのは中国人」外国人と話すときくらい英語で話せ!!中国語は世界共通語ではぬぁい!!
それで「日本兵は残虐ではない」という答えに行き着いたとき、当然いくつか疑問が湧いてきた。まず沖縄戦でのこと。私が読んだ沖縄戦を描いた本は、たいてい日本兵が悪者。アメリカ軍の捕虜になろうとした沖縄の人を「行くと殺す」という風に脅したとある。アメリカ軍は「(ガマから)出てこないならば、人がいないとみなし攻撃する」と言った。それでガマごと人が亡くなったりした。でもこれって実は歪曲されているんじゃないのかな?あれだけ評判のよい日本兵が、沖縄にだけ残虐な行為を働くとは思えないんだよなぁ。アメリカ人が捕虜にすると言いながら、実は殺してしまうとかそういうのを知っていたりしたのでは?(これは他の国で、実際行っているらしい)
日本国内に目を向けてみても、言語統制がそんなに厳しいものかしら?やっぱり敵国の言葉って使いたくないっていうの、自然な感情じゃない?治安維持法なと悪法と習ったけれど、実際どうなんだろう・あの頃は共産主義が結構盛んだったから、いち早く政府は共産主義の考え方の危うさをわかっていたとか?(共産主義の危うさは今の中国・朝鮮・ロシアを見ていればわかる)
という、あくまで憶測の域を出ない考え。