昨日

散々激務だと言われて、のこと。
うちのバイト先はフランチャイズで、直営店とは別に社長がいる。その社長と某有名企業の有名な社長さんとの対談があった。私は行けなかったけれど、バイト仲間が行って来て、こんなことを社長がぶっちゃけていたよ、なんて言ってた。
「家庭と仕事は分けて考えろ。仕事に家庭を持ち込むな」ちょっと反感を感じた。今、私たちがしている仕事っていうのは大半が家庭の仕事の延長線上にあるもの。衣食住。そして家庭のために仕事をしているわけだから、それはちょっと本末転倒だという気がする。もし、そのモデルで仕事をしていったら、旦那さんは奥さんに愛想を尽かされて、孤独な人間になってしまうだろう。まさに仕事が家庭を壊してしまう。以前読んだ本には、仕事の成功はもちろんだけど、家庭での幸せ、人生を共に歩む最高のパートナーが必要と説いてあった。そっちのほうがずっといいなぁー。
今、激務といわれる、人一倍働いている人は将来楽をするために今一生懸命頑張っている。最近その流れが日本にもきている感じはする。不労所得を得ようとしている人たちもいるから。それはある種バランスが働いていると思う。まだ正常な人間の判断だと思う。
だけど、ずっとお金儲けにしか興味がない人もいる。その有名社長がそんな人。それを聞くと、本当の人間としての幸せを手に入れられるのかなぁって妙に思ってしまう。「お金が貯まったら何をしたい?」普通の人は「リゾートでゆっくりしたい」と答えるのに、「事業に投資する」普通の人がしないことをやっていくことが大事だとは言うけれど、あまりにもバランスを欠いている気がするのは私だけか?