私が

この、今在籍している学科のような勉強をすることは必然に近かったと思っている。私は卒論はユング系統の心理学をやろうと考えていて、ユング派心理学では、河合隼雄さんが日本では非常に著名。彼の書く文章は非常に読みやすく、何冊か持っている。そのとある本に書いてあったのだけれど、彼自身は別に芸術家だとかそういうとんがった存在というわけじゃないけれど、それに近しいところにいる存在、芸術家にとっての円滑剤のようなものと言っていた。もし自分がこういった心理系統に転ばなかったら、多分変になっていただろうなとも。それは私自身にもあるのかなぁってふと思っただけ。
こういう学科だから、みんなそれなりにそういうことに興味はあるのだけれど、やっぱり違うんだなぁっていうのを感じたりもする。私よりも、より実利的なことを考える人もいる。そういう友達から言わせたら、私みたいな存在はきっとフワフワして地に足がついていないように見えるんだろうな。