北海道旅行

1日目。高速道路を通り、少し遠いところの空港まで行った。前、ここの空港に来たのは2年前、カナダに行くためだったなぁ。友達2人が遠距離恋愛で、その見送りの話でここに来たのだとかそういうことを話していた。
一睡もしていなかったので、飛行機の中ではそこそこ寝た。着陸の時、猛烈に右の耳が痛くなった。2回東京に行った時に乗ったときにはそんなに痛くならなかったのに。2時間10分で新千歳空港とか速過ぎる。レンタカーを借りるので、そこまで行ってそれから各々運転。10人中8人が運転できるので各々交代しながら。
さすがに高速は普段運転し慣れている友達が運転。最近運転していないペーパーの友達でも運転できるくらい、北海道の下道は広くて車の量が少ない。私の住んでいる街は道が狭いし、路面電車は走っているし、自転車・原付は多いし、そういった理由でペーパーになると運転したくない道なので大違いだ。
高速は120以上出すのが当たり前。20キロは速度感覚が違って、下道に下りたときに速度出てないなぁーと思っても、友達は70、80は出していた。窓から見える風景で40、50キロの感覚でいたのでびっくり。ペーパーの友達がサイドブレーキを下げ忘れて運転したのにはビックリだったよ。ま、しようがない。
函館まで向かう(この距離は結構あり得ないらしい)。距離にして300キロ。途中からずっと眠りこけていて、ふと友達がわざと「ねぇねぇこの海、何海?」と私にふる質問に、太平洋だとか、わざとベーリング海だとか答えていた。眠そうに答えていたので、答え方で不機嫌だと言われた。
この時期の北海道は九州の真冬の時期の寒さ。現在の気温と10度違い。気温だけならば耐えられるけれど、函館山での強風には耐えられない寒さだった。風が強すぎた。だけどさすが日本三大夜景(何やら世界三大夜景とも言われているらしい!?)、眺めもよくてすごく綺麗だった。海の見えるような一面に広がった風景は好きだ。こっちの夜景は途中で山でちょん切られている。スカートの短い女子高生たちが男の子たちと一緒に来ていたけれど、あのスカートの短さは北海道ではあり得ないだろうと思った。そりゃ寒いさ。しかもニットのカーディガンくらいしか羽織ってないし。
ベイエリアの赤レンガの建物も見に行った。雰囲気があっていい感じだった。中のレストランでは結婚式の2次会のようなものが開かれていた。
みんなは寒すぎて北海道は住むところじゃないと言っていたけれど、函館の町は教会もあり、なかなかオシャレで、街の具合もちょうど良さそうで、案外住みやすいのじゃないかなと思った。北海道の中では寒さもマシだろうし。GLAYYUKIの出身地だから、私の頭の中ではずっとGLAYの曲が流れていた。『winter again』と『カナリヤ』まさに函館の街の歌だなぁって。
ただ不思議なことに、まだ土曜日の夜の10時過ぎくらいなのに、外を歩く人がいなくて、走る車の量もこっちに比べると少なかった。北海道の人はあまり外を歩きたがらないのかしら?