北海道旅行

2日目。函館から今度は小樽へ向かう。これもまた距離にして250キロ。一応ナビはついているものの、途中で道を間違えたりした。だけれどすぐに方向修正できちゃう道路の広さと交通量の少なさよ。ビバ北海道。
小樽では雪が降っていた。観光客の多いところだから外を出歩く人は多い。テレビチャンピオンでチャンピオンになったという人のお店へ。海鮮料理に舌鼓。それからヴェネチアの衣装を着て写真撮影ができるというところに行って、みんなで写真撮影。安いし時間もかからないからカーニバルの衣装を着たけれど、ドレス着たかったなぁ。ペチコートはいてさ。
せっかくだから展示物のガラスを少し見て、お土産にガラスを見て回った。焼酎を飲むように安物のグラスを2つ買った。花器も欲しかったけれどそれはあきらめた。今持っている安物の花器で十分こと足りているしな。お金が許せば、少し高めの綺麗な模様や絵が入っているのが欲しかった。やっぱりこっちは日本酒が主流なようで、日本酒用の御猪口セットが多かった。熱燗も冷酒もどちらも対応。
札幌に向かう頃には天気は少し吹雪いてきて、当初行く予定だった藻岩山は交通規制で行けなくなった。時間は夕方というのに、もう外は真っ暗。5時が7時や8時に思えた。夜が長い。
それでホテルに向かうことになった。ホテルは駅などのホテル街から少し離れたところにある。その分かなり大きくて、今まで一流ホテルと呼ばれるような大きな所に泊まったことはあるけれども、最上階まで吹き抜けのロビーは外国映画でしか見たことがなかった。ものすごい開放感。ホテルでの結婚式はたくさんあるけれど、どれもなんだかありきたりな感じがして少しつまらなかったけれども、こういう開放感あふれる場所で式を挙げるのは素敵だなぁ。そういえば、西洋はガーデンウェディングだ。
夜ご飯を食べにサッポロビール園へ。ここではジンギスカンとビールの食べ飲み放題。ビールの味は以前よりはいけるかなと思ったけれど、やっぱり飲みなれていないせいもあって、ジョッキで半分弱しか飲まなかった。おかげでシラフ。男の子の中にはビール2杯で少しフラフラするという人もいた。うちの学年の男の子たちはお酒に弱い。少し離れた席で異様に盛り上がりを見せる外国人の集団がいて、悪ノリして乾杯をお互いにしたりして。異様なテンション。帰る時間が同じくらいだったから、トイレでも外でもよく彼らに会った。
札幌の繁華街のほうへ向かい、時計台、テレビ塔を撮影。時計台は思っているよりもずっと小さいよ、と聞いていたので小さいのを想像していたのだけれど、思っていたより大きかった。私の想像が小さすぎたのかな。
とにかく芯から冷えてきた。札幌ではまだ外を歩く人や自転車に乗っている人を見ることが出来た。粉雪舞い降りる11月。帰りのタクシーの運転手さんの話では、今年は例年に比べると初雪は遅かったらしい。
ホテルに帰って、翌日の予定を話し合っていたけれど、私は眠くて途中意識がなかった。みんなが最上階ラウンジに行くというのも着いていかなかった。途中で目覚めて化粧だけ落とした。そうしている間、一緒の部屋の友達も帰ってきてから寝てしまった。みんな睡魔が襲ってきている。