バイト

面倒だと思うことがいくつか重なる。クラシック検索は嫌い。もう著作権のない有名な、たとえばベートーヴェンだとかモーツァルトだとか、彼らの数ある楽曲の中でこれの曲が入ったCDが欲しい!!と言われても、それを検索し、店にあるかどうかをチェックするには膨大な時間がかかる。数百枚のCDに収録されているからだ(これマジ)。そういうときはっきり言って機械は役に立たない。うちの店では楽曲による商品検索ができないので(普通の音楽ならばネット使ったりですぐにいきつける)、商品を1つ1つ確かめるしかないから。
クラシックに精通はしている人がいないうちの店。発注を扱っている社員さんが少し詳しいくらいか。なので、はっきり言って客のほうが詳しい。
だけれど、時々嫌なのは、クラシックを好む客が、店員なんだから詳しいのは当たり前でしょという態度をとること。たしかにそうなんだけれど、やっぱりこっちも得手不得手というものがあるから、あれだけ売り場が広いのに、全部商品詳しいことがあるわけないでしょ。
こちらがハナから検索は難しいと言ったから腹が立ったのかもしれないけれど、数百枚ある商品の中から、在庫を1つ1つ見ていってください、みたいに言われたときはさすがに腹が立った。何時間かける気だよって。結局勝手に向こうが見つけて、レジのときにはお手数かけてすみませんって言ってたけれど。
移動依頼がきすぎるのも嫌。何かとそういうので頼られがち。お互い様なんだけれどさ、問屋代わりに使うなよって時々イラッとする。うちの店のスタッフは、だいたいお客さんに言われるか、メーカーのほうから入手するのが難しい商品くらいしか移動依頼しないから。
新譜の移動依頼がきて、限定商品でもないし普通は問屋にあるだろうと思ってイラッときたので、問屋に確認とりましたか?などいろいろ電話口で言った。ちょっと言い方きつかったかもしれない。後で社員さんに言ったら、客注だったら別にいいよって言ってたし、言っていた商品がインディーズ扱いっぽいから難しいかもねって言っていたけれども。でもさ、ちゃんとネットで在庫状況とか確認してから連絡くらいしてよねって思う。
後半になったらちょっと気持ちも落ち着いて、仕事やった。お隣の家具売り場の次長にもちょっかい出しにいったり。それと隣の売り場のちっちゃいバイトの女の子にちょっかいを出すのが最近の日課。そういえば、路上で歌ってる友達がCD買いに来てくれたな。エリック・クラプトンの新譜。