映画

ほのかにちりばめられた(といってもちっともほのかじゃないが)下ネタやら何やら。しかしモントリオールとはいえ、カナダの風景はちょっと見慣れた懐かしいものだった。
息子が多少の嘘などをつきながらも、父の最期の望みを叶えていく様子。過去の父の友人たち。そこにあるのは許しと愛だけだった。
アフガン零年 [DVD]

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貧しさが生み出す不幸。そもそもアフガニスタンは元は緑の美しい所だったと聞いたけれども、タリバンが全て破壊しつくしてしまった。タリバンを恐れ、憎む一般市民。運命に翻弄される少女。家族の中の愛ですら、貧しさのせいで自分たちの生き延びるための道具になってしまうのだろう。宗教というものは人々が幸せになるための手段であって、目的ではない。過激派を見ていてそんな風に感じた。