ホテル

チェックアウトして、梅田駅に荷物を預けた。約束の時間まで余裕があったので、大阪に来たときによく暇を潰す本屋、梅田のBook1stに行く。専門書の揃い方などが半端なく、全国でもトップレベルだと思う。

勉学術

勉学術

この世の悩みがゼロになる

この世の悩みがゼロになる

大阪に出てくる直前に購入した本を読んで、哲学的思考を少し思い出した。その影響を受けた上での本を選別して購入にいたった気がする。3冊ともものすごく読みやすく、哲学書2冊はもう読んでしまった。
思い出した哲学の感覚は、小学5,6年の頃ずっと考えていたことで、この目に見える世界以外はすべてまやかしなのかもしれないというものだ。朝、学校に向かう途中、ずっとその感覚に囚われていた。このまま歩いて行って5分後、10分後に見えるはずの風景。それは毎日歩く道なので容易に想像はつくけれど、果たして本当にその5分後、10分後に見える風景は、今の時点で本当に存在しているのだろうか?という思いに。普段ならば歩いていくところを、わざと走っていって確認してみたりして。でもどんなに急いでみても、その世界、視界の端っこにはたどり着けなかった。いつもどおりの風景が広がっているだけ。
存在の不思議さを小学生までは確実に感じていたのに、いつの頃から、その感覚を忘れている。