は感性の人で、技術屋の人間には私の話す感覚というものがすごく解りづらいらしくて、同じことを考えていてもそこから導き出される解は真逆の方向に向かう。だから折り合いつかないのが話していてわかってしまうから、面倒くさくて途中でついていくのを止める。
というのは、数ヶ月一緒にいればよくわかること。
技術屋頭の人が思う、私なんかの思想にある見えざる手というものは、きっとこれなのだろう。
役割というもののカチッとした部分はわかるけれど、それを超えた部分を考えずに役割だけを、具体性だけを求めることは、遊びがなくて、優しくないと思ってしまう。
そうだなぁ。確かに私はよく、年齢だとか立場だとか超えた部分で人を見たいって思ってる。
あぁ、そうか。だから私は、地位をよくしたいからだとかそんな考えしかできないのを、本当にそうなのかな?って思うんだろうな。