同じ

ようなシンプルな服装に身を包んだら、それは恐ろしいほどに、自分の性格や生き様を映してしまう。改めて美しいとはどういうことなのかということを考えてしまった。そんなこともう、就職活動をしていた学生時代以来、少なくとも1年前くらいに、忘れてしまっていたというのに。
着崩すことがカッコいいこともあるけれど、でも一瞬の隙もないくらいにビッチリと完璧に仕上げていることがカッコいいこともある。その微妙なさじ加減を調節するには、まだまだ若いうちの偏った考えのもとだけではやり切れていないっていうことだ。
身だしなみ。
学生時代には散々反発した言葉だけれど、どこかでその価値観をわかっていて、時折それを思い出すようで。
圧倒的に美しいとはどういうことなのか、それを骨身で染みて感じれば、身だしなみとはどういうことなのか、ということを素直に感じられるかもしれない。