興奮

すると目頭が熱くなって、泣く気はないのに泣いてしまうのじゃないだろうかと思うことがしばしばある。理不尽さを感じるときに。論理的に納得できず、どこかしらあきらめきれないときに。
仕事をしている上で、多少違うものの見方や立場を知っていれば、穴がいくらでもあることはわかる。それでも信用の上に成り立っているのだ。なぁなぁで済ませるほうが恨み言も言われないし、自分も相手も面倒じゃない。それをどこまで許すかということの線引きがときに曖昧になり。責めたような形になっても、相手のその言い訳も本当は少しわかる。相手の立場にかつて自分も立っていたとはいえ、その経験も半人前も半人前の私にはどうすれば本当はいいのかという、もっともっと大きな立場で見たときの事情がわからない。枝葉はわかっても。
多少見え透いていたとしても、それを気付かせないくらい、納得させるくらい、主張を整えて突き通してよ。
もう少ししたら、その水面下でなぁなぁで済ませていることへの感覚が身についてくるとでもいうのかな。