にゃんちゅう

らのバンドのライブへ。
進化を遂げていく彼らの音はさらにカッコよくなっていく。
楽器を持っているにも関わらずそれを持て余し、誰かをひっぱってスタジオで遊びたいと言う私に、「音楽をストイックにやるには時間もお金もかかるよ」とストイックな道を示す。ふーんと思いながらも、確かに何事もまずは量をこなさないといけないという点で納得。まずはfra-foa辺りから練習でも。
シンプルなライブ空間は、その音楽を聴きながらその逆に頭が非常に働く時でもある(私はどうやら、そういった刺激を受けるほうがいろんなものを創造できるようだ)。脳内でいろんな考えが巡って、詩を奏でるのだけれど、そういったものすべてがすぐに記憶の波に消えて行く。誰か脳内の言葉を記録してくれないだろうか、そういうときだけ半分真剣に願う。
詩も、発見した思想も何もかもが忘却の彼方だ。
それにしても今日はよくベースの音が耳に入った。自然とリズムを刻んだのはすべてベース音。ジャズアレンジを奏でる音に身を任せた。せつない歌がよいと思った。ロックではない歌が非常にロックに感じられる。
音楽を聴くときに出来たら思いっきり体を揺らしたい私は、三上ちさこのような歌い方が出来たらさぞ気持ちよいだろうなぁと思う。