本日

ぶらぶら旅。1人恵比寿、東京都写真美術館へ。
展示会2つを見学。日本の写真の夜明けとやなぎみわのマイ・グランド・マザーズ。どっちも見ごたえがあってよかった。
今の手軽な写真と違って黎明期の写真は1枚撮るのにもものすごくコストと時間と技術がいる。けれどそれでも写真を撮るということの記録としての重要性と楽しみとを見出しているみたいで、西洋化される前の日本の風景・風俗が見られることの希少性を感じた。みな大人びた顔で映っている昔の日本人。なんだか愛しいなぁ。
やなぎみわの作品数は少なかったけれど、色彩鮮やかな写真とその横に添えられた言葉、写真のテーマを思うととても好きだ。売店にあった写真集のほかの作品のテーマも好き。おどろおどろしいように感じられても、おんなというものの精神性を抵抗感なく写している(この抵抗感のなさというのは、多分、私がユング系統の心理学に多少触れていて、自身の思想関係の好奇心としているからだと思うが)。
ガーデンプレイスでスムージーを買い、飲みながらぷらぷらと2駅ほど歩く。疲れてきた頃にツタヤに入り、赤い鳥のベスト盤をようやく発見しレンタル。フォークも悪くない。
ブックオフで本を2冊購入し、暗くなった頃にようやく帰宅。