の掛かる空を
雨のち晴れ模様 響くがまま僕らはどこまでも


思わずそう口ずさむ今日の夕方。
大きくはっきりと空に浮かんだ虹に、大の大人もメルヘンにテンションを上げる。道行く人はケータイやデジカメ片手に立ち止まっていた。
外に出て気付いた。実は虹が二十に掛かっていたこと。
美しいのは光。それを感じるだけ。
どす黒い空。その反対側は雨雲突き抜けた黄色い光。
こういう光景を美しいと思って書いた詞なのかしら。なんて幸せな感情。