その

人の性格というか、仕事に対する姿勢みたいなものは、少し距離を置きながらに接すると冷静に分かる。
端々のエピソードでも窺い知れる。
論理的思考の出来ない人間は困りものだ。なぜなのか、という理屈を否定して自分の理屈で勝手に判断されても。そっちの言い分はわかるけど、それとはまたちょっと次元の違う話なんだっていうのを相手は理解できないし、しようとしないのが話していて分かる。
意図する方向に導けないのはこちらが悪い、とも言うけれど、養老センセイいわくのバカの壁というのは確実に存在している。
二元論で考えてみたり、暫定的な答えを出していくのは、物事を進めていく上で時には非常に効率のよいやり方で、それは取り入れていくべきだと思うけれど、本当の意味でのオールorナッシングは物事を捻じ曲げていくので止めて欲しい。しかも違う都合の下に。*1むしろこのパターンならこのパターンで、そのパターンならそのパターンでというふうに変幻自在、いくつかバリエーションを想定していかないと、場合によってはいつまでも0のまま時間だけが経っていく。
と同時にそういう意味では共感性も非常に大事。
自分にはそう深く関わってはこないけれど、役職・年齢は自分よりも上のとある人とたまたま話してそう思った。ある程度の論理が出来ない人間は上に立つと下で働く人間が苦労するだろうな。。。
学術的に理解しろとは言わないし言ってもないが、最低でも仕事する上で円滑に進むような頭は欲しい。

*1:そもそも土台のものが間違っているので、それからいくら積み上げても間違っているわけだが