映画

の日ということで、twitterで知り合いがお勧めしていた苦役列車を観に行った。
好みがはっきり分かれる映画だよと聴いていたけれど、私には自然に入って来た。森山未來の演ずる北町貫多は本当にろくでなしでそれを自然とこなす森山未來はすごかった。汚い部分まで演技をする。俳優は本当にすごい。
コミカルと思わしき部分を周囲の男性陣はよく笑っていたのだけれど、男性と女性の感性や視点の違いなのか。私は映画の中の世界をああそういう反応なんだな、と受け止めるだけで、そういう行動しかとれない、けれどそれが主人公の彼なりの必死であることを考えたら、哀しいとかそういう感想に転んでしまう。人との接し方を訓練されていない主人公だから。
おじさんが自分の夢に邁進していたこと、それが大きな救いで。
今人生の岐路に立っている私にはタイムリーだと感じられた。
将来は不安?
ろくでなしの主人公が忘れかけてた夢を叶えられたら良い。たとえ時間がかかっても。
あぁ最近のテーマだな。