は物思いに更けやすい季節で、何かと傷つきがちになったりするけれど、そういえばこのくらいの時期は何かを手放すことが多いなと過去を振り返ってそう気付く。
自分の心に沿わなくなって来たもの、無理に合わせていたもの。そういったものを手放す時期なのだろう。必要であれば必ず違う形ででも戻ってくるから。
今年また手放そうと思っている関係性がある。時折そのことを思ってはいたけれどなんとなくの恐れと腰の重さ故に踏み出さなかった。それは言いたいことを言えていないということにも繋がるのかもしれないけれど。
あぁ、そういう時期なのだな、と今日ふと腑に落ちたんだ。
私にとっての大した出来事は他人にとってはよくある例の1つにしかすぎない。恐れを抱いて踏みとどまってしまうけれど、相手は自分が思うほど気にかけちゃいないんだ。だからそんなに傷つかなくてもいいはずなんだ。
新しいものを受け入れる為に。