映画

を観に行こうと友人と約束。
今風の仕上がりになった009は絵がとても綺麗。
アニメや漫画というとつい綺麗な終わり方だったりを期待してしまう。
実際に途中まではそれはとてもワクワクする展開で、伏線回収がどこまでなされるのか、結びの巻き返しに期待していたのだけれど、そんなことはどこ吹く風の展開で、映画館を後にした私と友人はあの映画のストーリーは結局なんだったのかということを話さなければ納得しない具合だった。もちろん結論は出なかったけれど。
途中で話は今の友人の置かれている状況やこれからの自分に対しての展望になっていって、決断力や行動力に優れた友人の話はいつだって私の物事の参考になっている。
考え過ぎてぐじゅぐじゅしてしまう私、一方自らの身を守る境界線を知っている友人。
狭い世界に終わらない為に上京してきた友人。
似たような人間関係の狭い世界は息苦しいと昔から思って来た私。
私たちはきっとその意識が似ていたが為に出会ってこうやって遊んだりする仲になったのだろうなと、友人の話を聞くたびに毎度思う。
誇らしい友人に負けないくらいの自分になりたいな。