ながら

作業の映画鑑賞。

ソラニン スタンダード・エディション [DVD]

ソラニン スタンダード・エディション [DVD]

心に抱え込んで頭もぐちゃぐちゃになっていた時によく行ってた多摩川の景色は懐かしい。
専門学校に通っていた時に、授業後皆で花火をするために行ったことを思い出した。あの時に音楽が大好きなクラスメイトがソラニンの舞台なんだとか言って興奮しながら話してたっけな。その子は高良健吾がカッコいいと言ってた。確かにカッコいいなぁ、知っているミュージシャンに似ているなぁなんて思いながら映画を観ていた。
「つまらない死に方しやがってと思うと涙がいつも止まらなくなるんだ」きっとそういうことは突然に知り合いを亡くした人はみんな思っているんだろうな。老若男女問わず皆に愛されていた友人が死んだ時に、本当にあの子はバカだなと思ったことを思い出した。
音楽を愛していること、奏でたいこと、存在の証明みたいなもの。音楽に託し過ぎていたり依存し過ぎていたこと。それが半ば痛々しいくらい青い青い感情であったこと。それでもやっぱり今でも音楽が美しいと思うこと。
そんな感情や見てきた出来事が断片的に頭や心に浮上してくる。
映画の結論とかそんなのはきっと二の次。この人生の選択のワンシーン、1年程の出来事をどう感じて自分を観るのか、それが大事なのかしら。そう思えるくらいに私もまだまだ青いよう。
ところでさらっと見たなかに作詞作曲で水野創太の文字を見つけた時に、EdBUS好きとしては興奮してしまったわけで。