通勤

の移動時間は結局自前の本を読んでいる最近。大分昔に買って積んでおいた本は文庫本ながらもなかなかのボリュームで、いろいろと浮気しながらのんびりと読んでいる。
最近また新しい本を購入。

嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書)

嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書)

多少他の本で読んでいる知識もありつつも、こういう見方があったのかと知れて面白く読み進めている。世界は常に各々の国が各々の国益の為に動き、せめぎ合いをしており、なので当然一枚岩ではないのだけれど、そういう観念はすっぽり抜けたような教育や報道で、そりゃ歴史を知る面白さや重要さを味わえないはずだと思う。終始単語の暗記だけに走ることは意味をなさない。なぜ因果で教えないのかつくづく不思議。
戦争へといく道筋の中に冷静ではない熱狂的な判断があって、それはプロパガンダであることも多いよう。わかりやすく善を説くものは疑ってかかった方がよいのかもしれない。
ああそういえば数年前に読み進めているプロパガンダの本は未だに読み終えていない。
政治家というのは清濁合わせ飲むということをある程度わかってないと出来ないものなのだろう。
そして実学を理解できず分かりやすいものだけに熱狂的に飛びつくその姿は大衆どころか愚民であるわけだ、とふと頭に思い浮かぶ。常に心のどこかに状況を省みる冷静さが欲しいもの。
変見自在 日本よ、カダフィ大佐に学べ

変見自在 日本よ、カダフィ大佐に学べ

このシリーズもほとんど持っている。
終わったら読もう。