は主語が抜ける癖が強くて、直感の赴くままに喋るからよく分からないなどと言われていたっけ。
それでも物心つく頃から本の虫で、家の辞典達を舐めるようによく読んでいたし、図書館ではよく本を借りていた。
作文の授業や日記を書く事は嫌いで、夏休みの日記は後でまとめて書く派だったけれど、なんだかんだでブログはもう随分長い事続いているし、インターネットでの表現、情報発信は自分には欠かせないものになっている。
たまには愚痴っぽくなったりしても、文章にすることでどこか冷静になる。
自分は実は言葉にしたり、説明することは出来る方かもしれないと思い始めたのは最近。そういえば理系の人間は文章を膨らませるのが苦手な人が多いと言って嘆いていたのは同じ学部の隣の学科の教授。
頼まれごとで簡単に文章を作ってみたら、思いのほかするすると文章が降りてきてさらりと書けてしまった。やっぱり文章を書く事は苦にならないタイプのよう。
その文章を仲間が読んでいいねと言ってくれたことが嬉しかった。
長年のそういった積み重ねがまた生み出してくれたのだな。特に強制もなくただ自分の為に続けてきたことだけれど、続ける事は強いのだと思ったことと、自分の中の才能を1つ発見した気分。